日本映画が娯楽の王道だった時代。五社協定が華やかし頃には、時代劇なら東映、無国籍アクションなら日活と、相場は決まっていました。
と、今でも現役で写真館を経営している私の両親は昔を懐かしんで言っています(私の時代は、特撮ヒーローものでしたけどw)。
その日活アクションの舞台に多かったのが、港・横浜・霧笛がむせぶ街です。でも、今ではバンドホテルはドンキに、ニューグランド・ホテルはニュー・ニューグランド(造語ですよww)にリニューアルされて、新しい顔となって久しいです。
今日、私が撮影で訪れた桜木町・関内(ともに横浜市)も、以前はヘルスが流行していました。で、現在は(風俗ではないですけど)メンズエステの癒しの場としてマニアにとっては有名なのです。
特に今回お邪魔したメンズエステ(マンション&出張型)「アロマフローラSPA」は、ルームと出張(料金は異なります。詳しくは問合せで)の二形態でハイレベルです。
補足すると、施術ルームが桜木町ルームのほかにも、関内ルーム、野毛町ルーム、坂東橋ルームにもあるので、その日の気分・都合・嬢の出勤状況でバラエティ豊富に選べるのがイイですね。
出張もあるので、お気に入りの嬢を見つけやすいのも利点なんですよ。
そんなユーザー視点でお店の長所について考えていると、待ち合わせのJR桜木町駅前に営業担当のGさんが現れました。その時に私の考えていた事を含めて、Gさんにお店の様子を訪ねると、
「セラピストを選べるπが広がるのがイイね」
と、横浜をベースに活動するCKB(クレイジーケンバンド)の「イーネッ」(©横山剣)のポーズでおどけて答えてくれました。
「それだけ選択肢が増えるわけですからね。タマんないですね(笑)」
こうして話しながら、今日の撮影場所に指定された“完全個室の桜木町ルーム”を目指します。
徒歩約2分でルームのある建物の前に着くと、Gさんは店長に確認の電話を入れて「いざ、本番!」です。
そのルームにはモデルを務めてくれたK嬢が待っていて、
「おはようございます。都内からだと、時間がかかりましたか?」
と、しっとりとした口調で私たちを迎え入れてくれました。
彼女はムッチリとしたグラマーで、(メンエスでは触れられませんが)美味しそうな肌をしています。目視ですが、胸もFカップで十分に成熟していました。
私は熟成したボディを更に強調すべく、スチール写真では2灯ストロボを並列にはしないで、右前にして陰影を出すように仕掛けます。こうすると、立体感が出るんですよ。
そのままペタンと座ってもらったり、膝立ちをしてもらったりして1フレームに全身を入れ込んでスチール撮は終了です。
「では、動画をはじめるまで休憩とします!」
私はK嬢と担当Gさんに向けて言い、そのまま照明を動画用に換えるとともにK嬢に、
「お客様モデルを呼んでください」
と、頼みました。
そのお客モデル(スタッフ)が、バスタオルを体に巻いて準備が整ったところで、
「では、はじめますよ!よーい、はい回った!」
の声でスタートです。
K嬢は軽くアロマも一緒にお客モデルに垂らして、より一層のリラクゼーションにも取り組んでいました。優しいハンドマッサージも並行して行っているので、施術ルームを楽園へと進化させるテクを存分に発揮していましたよ。
こうして全撮影を終えて、私は営業に残るGさんを残して、わざわざ横浜公園ICから首都高速に乗って横羽線を軽快にドライブして帰りました。