メンズエステは店舗型、マンション型、ワンルーム型、出張型の4つに大別されます。
お客様の好みも分かれますが、セラピストさんが4つの業態のどこで働くのかも好みによります。たとえば、みんなでお店を盛り上げていきたいと考えている人は店舗型のメンズエステで働くことを選ぶ傾向にあります。他方、「わたしが考えるおもてなし精神でお客様を癒したい」と考えている人はワンルーム型を選ぶ傾向にあります。
ここでは、店舗型エステ、マンションエステ、出張エステはなにが違うのかについて徹底解説します。
店舗型、マンション型、ワンルーム型、出張型の違い
メンズエステは、店舗型、マンション型、ワンルーム型、出張型の4種類に分類されます。まれに一軒家丸ごとメンズエステというお店もありますが、レアケースです。
ちなみに、13~14年ほど前、呼び込みのお姉さんに連れられたところは、なんとスナックのソファで施術するお店でした。違う日はカメラ屋さんの空きスペース、さらに、ワンボックスカーの車内において施術をするパターンもありました(お客さんがいない場合は車に風船がついていて、お客さんが入ると風船を下げていました)。
違法とわかっていつつ、空きスペースの有効活用をしたかった、ということなのでしょうが、すぐに消えました。
店舗型とは
店舗型とは、基本的にはビルのテナントとして入っており、お店の外に看板を設置しているお店のことです。雑居ビルの1階に看板があり、エレベーターで上がっていくと、そのフロア全部がメンズエステのお店になっている。例えば、そういったお店のことです。
お店に入ると受付があり、そこで料金を支払います。前金制です。施術ルームは壁で仕切られています。施術ルームは複数あります。それに対し、シャワールームとトイレは一箇所しかないことが多いです。
マンション型
2K、2DK、2LDK、3K、3DK、3LDK以上のマンションの部屋をお店にしている、すなわち、マンションの一世帯分をまるまるメンズエステのお店にしているタイプのお店をマンション型といいます。
ダイニングキッチンやリビングダイニングキッチンは事務所として使用しているケースがほとんどです。施術は個室で行います。例えば、2LDKのマンションであれば、施術ルームは2部屋だけです。3LDKなら、施術ルームは3つあります。以前、東京の蒲田に5LDKのマンション型メンズエステがありましたが、それ以上たくさんの部屋を有しているマンション型メンズエステがあるかどうかは不明です。
ちなみに、マンションにオートロックがある場合と、ない場合があります。また、看板に関しては、まれに、マンションの前に看板を設置している店舗が存在するものの、ほぼ外に出していません。
支払いは、一般に前金制で、施術前に担当のセラピストさんにお支払いします。お釣りが必要な場合は、セラピストさんがリビングにいる店員さんのところに行って、お釣りをもらってきます。
ワンルーム型
1K、1DK、1LDKなどのひと部屋で、施術マット(ベッド)は1つだけ、セラピストさんも1人だけ、というタイプの店をワンルーム型といいます。こちらもオートロックの有無に関係なく存在します。看板は、ごくまれにマンションの前に設置している店舗があるものの、基本ありません。
支払いに関しては、セラピストさんがスタッフのところにお釣りを取りに行くマンション型に対し、ワンルーム型は、お釣りも担当のセラピストさんが用意してくれます。高級マンションの場合はルームはもちろん、バスルームやトイレがとても綺麗だったり、セレブな女子の部屋に招かれたかのような、贅沢な気分に浸ることができるのが、ワンルーム型の醍醐味と言えます。
出張型
シティホテルやビジネスホテル、自宅にセラピストさんが来てくれるタイプのメンズエステを、出張型と呼びます。支払いは、セラピストさんが室内に入ってから、セラピストさんに手渡します。
セラピストさんの送迎は、男性ドライバーがおこなうことが多いです。ドライバーさんは近くで待機しています場合があります。
一軒家型
借家をまるごと一軒リノベーションしてお店にしているタイプのメンズエステを一軒家型と呼びます。平屋であることはあまりなく、たいていは2階建ての一軒家ですから、1階と2階に複数の施術ルームが取れます(が、古民家が多いため、2階の足音は1階に響きます)。
ほとんどの場合、複数ある部屋のうちの1部屋を事務所にしているので、店員さんも出勤しています。
支払は担当セラピストさんに渡しますが、お釣りはマンション型同様、セラピストさんが店員さんにもらいに行きます。看板はありません。
住宅街にひっそりと存在することが多いので、お店に入るときは、周囲の目が気になり、ドキドキすることもあります。
セラピストさんも業態によって選んでいる
男性客同様、セラピストさんも、店舗型が好きな人もいれば、ワンルーム型が好きな人もいます。また、施術の際の衣装も、業態によって変わります。
ここでは、セラピストさんがどのような気持ちで業態を選んでいるのかについてお話します。
店舗型・マンション型(一軒家型も)
店舗型やマンション型、一軒家型は、常に店員さんがいるため、セラピストさんは安心感を得ることができます。ワンルーム型や出張型の場合は、お客様と密室で完全に2人きりになるわけですから、さまざまなリスクが想定されます。そういったリスクを避けたいセラピストさんは、店舗型やマンション型、一軒家型を選びます。
また、お店のコンセプトをもとに統一感があるため、みんなで1つのお店を盛り上げているといった連帯感を味わいたいセラピストさんが、店舗型やマンション型、一軒家型を選ぶ傾向にあります。
ワンルーム型・出張型
ワンルーム型や出張型は、セラピストさんの自由度が増します。したがって、接客や施術を自分がやりたいようにやりたいと思っているセラピストさんに向いていると言えるでしょう。衣装はセラピストさんによります(オプションで衣装チェンジもあります)。お店に訪れる男性客の傾向に合わせて衣装を選択するなど、きめ細やかなおもてなし精神を発揮しているセラピストさんもいます。
ちなみに、ワンルーム型のお店の中には、出張型を併用しているお店もあるため、出張の予約が入ればワンルームのお店を閉めてお客様のもとに出張する場合もあります。
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メンズエステの業務別メリット・デメリット
店舗型、マンション型、ワンルーム型、出張型には、それぞれメリットとデメリットがあります。ここでは、業態別のメリットとデメリットについてご紹介します。
店舗型のメリット・デメリット
店舗型のメリットは、お客さんもセラピストさんも、お店に気軽に入ることができる点にあります。
セラピストさんにおいては、友達どうしで採用面接に行き、勤務していることがあります。
男性客にとっても、路面に看板がある雑居ビルに入ることになるため、気軽に入りやすいです。また、部屋数が多いので、複数の男性で遊びに行っても対応してくれるケースが多いのも、メリットと言えるでしょう。
一方、店舗型のデメリットは、受付の店員さんが常に店内にいるため、セラピストさんと2人きりだと純粋に思えない点にあります。また、ほかの部屋から話し声や足音が聞こえてくる場合もあり、そういった音に敏感な人も、2人きりと思えないかもしれません。このあたりがデメリットといえるでしょう。せっかく美人セラピストさんと2人きりになってドキドキ感を味わいつつリラクゼーションマッサージを受けているのに、他人の気配がする、とい思ってしまう方は、店舗型を避けた方が無難かもしれません。
マンション型のメリット・デメリット
マンション型のメリットは、完全個室で高級感を味わえる店にあります。たいていの場合、個室は6畳かそれ以上の広さがあるため、開放感があります。また、マンション自体が新しい場合、マンションのエントランスに入ったときから、高級感にワクワクするでしょう。
一方、マンション型のデメリットは、バスルームが1つなので、バスルームを使用する順番待ちが発生することがある点にあります。
また、同じ時間にお客さんが来た場合、常にほかのお客さんの気配を感じることも、デメリットかもしれません。さらに、マンション型は多くの場合、リビングに店員さんがいますから、店員さんの気配を気にしながら施術を受けるのが嫌な人は、その点もデメリットに感じられるかもしれませんね。
ワンルーム型のメリット・デメリット
ワンルーム型は、なんと言っても、完全な個室でセラピストさんと2人きりの空間を、思いきり楽しめる店にあります。高級マンションも多く、デザインされた室内で女の子といいムードになれます。インテリアが女子の一人暮らしの部屋を模して造られている場合、さらに妄想がふくらみ、ドキドキ感がMAXになるでしょう。
衣装チェンジなど、オプションのバリエーションの多さも、ワンルーム型のメリットと言えるでしょう。
一方、ワンルーム型のデメリットは少ないですが、たまにあるユニットバスの場合、シャワーを浴びている最中、壁にヒジが当たり、その狭さをデメリットに感じるかもしれません。そんな時は早く洗って、早く部屋に戻りましょう(早くても洗うところはしっかり洗いましょう!)
出張型のメリット・デメリット
出張型のメリットは、自宅から動かなくても、わざわざセラピストさんが来てマッサージをしてくれる点にあります。また、セラピストさんは、店舗型やマンション型のセラピストさんに比べ、比較的若くてきれいなことが多いというのもメリットでしょう。
一方、出張型のデメリットは、健全店の場合、ラブホテルを指定することはNGなので、ビジネスホテルやシティホテルを探す手間がかかることにあります。仕事で出張慣れしている男性以外は、昼間から人を連れ込むことのできるビジネスホテルやシティホテルを探すのは少々困難でしょう。
また、男性が部屋に入ってからセラピストさんが来るまで、一定の時間がかかりますから、待ち遠しさやドキドキ感を、どのように処理すればいいのか悩むというのも、ちょっと厄介な問題、すなわちデメリットに感じられるかもしれません。
さらに、料金においては、店舗型、マンション型、ワンルーム型よりも少々高めであり、それに交通費もプラスされ、さらにホテル代もかかります。ほかの業態よりも多くのお金を支払わなければならない点も、デメリットに感じる人はデメリットに感じられるでしょう。
結局はどの業種が良いのか?
ここまで、店舗型、マンション型、ワンルーム型、出張型の4つの業態をご紹介しました。さて、最後に、結局どの業態がいいのか?について、一緒に見ていきたいと思います。
結局、どれが良いの?
店舗型、マンション型、ワンルーム型、出張型のどの業態がいいのか?
これについては、完全に好みです、というのが答えです。
日本人メンズエステの割合でいえば、圧倒的に多いのはワンルーム型です。このことから、セラピストさんと2人きりの空間を楽しみたい男性客が多いということが言えるでしょう。
また、ワンルームは、女子のひとり暮らしを模したようなインテリアになっていることもありますから、女子のひとり暮らしの部屋に一生に一度は入ってみたいものだ、と思っている男性客が多いと言えるかもしれません。
具体的な数字を挙げるなら、ワンルーム型が約75%、出張型が約10%、マンション型が約8%、店舗型が約5%、一軒家型が約2%となっています。それぞれ出張型を併用しているケースもあり、その割合は高いとされています。
お気に入りの美人セラピストさんのプライベート空間のような部屋で、ドキドキ感MAXでシャワーを浴び、紙パンツをはいてリラックスし、オイルやパウダーなどで鼠径部を心ゆくまで癒される。
ぜひ一度、そんなメンズエステの醍醐味を味わってみてはいかがでしょうか。
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恋愛コラムニスト・作家・心理哲学者
30年かけてメンエスセラピスト、
キャバ嬢など3万人の女子を取材した。
Yahoo!、マイナビ、小学館「Menjoy!」
などでヒット記事を連発させた。
著書に性欲と自己肯定感の関係にまで言及した
哲学入門書
『自分を愛する方法』
『希望を生みだす方法』(玄文社)など。
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