メンズエステでマッサージを受けている途中で、脚を直角に曲げることがあります。セラピストさんが急に「ではカエル足になってください」と言って、男性客はすなおにそれに従うのです。なぜならカエル足になると気持ちいいことが待っていると知っているから。
さて、今回はメンズエステにおけるカエル足について、詳しく解説します。キーワードは「受け身」「濃厚」「リラクゼーション」「密着感」「付け根」「太もも」です。ぜひドキドキしながら最後まで読んでみてはいかがでしょうか。
メンズエステのカエル足って何?
メンズエステにおいて、施術中に、脚をカエルのような形にすることをカエル足といいます。股間のキワキワ、すなわち鼠蹊部があらわになるかっこうです。ブルマ世代の人は、好きな女子の鼠径部らへんをガン見したことがあるかもしれませんね。そのときあなたが見ていたキワキワのエロそうなところを、メンズエステにおいては、男が美人セラピストさんに見せなくてはならないのです。
ちなみに、カエル足はなにもエロ目的のために存在するのではなく、体内の老廃物を流す際、つまり鼠蹊部のマッサージをする際に、セラピストさんの手が入りやすくなるために存在するのです。メンズエステにおいては、ディープリンパや四つん這い、マーメイドなどと並ぶ体位のひとつです。
メンズエステのカエル足の歴史
現在は、うつ伏せの状態でも、仰向けの状態でも、カエル足の施術があります。
しかし、2012年ごろまでは、仰向けの時のみ、カエル足になっていました。
ちなみに、うつ伏せでのカエル足は、ソープランドにヒントを得た技です。ソープランドの場合、ふわふわマットの上でのマッサージであり、かつローションでぬるぬるなので、体中のどこにでもソープ嬢の手が入れやすい。
しかし、他方で、メンズエステにおいては、マットは硬いし、ローションのような滑りがないので、セラピストさんの手が入れにくいのです。そこで男性客の足を直角に曲げて、手を入れやすくする必要があるのです。
マメ情報として、「カエル足という言葉の命名者は私だ」と言い張っているブロガーがいます。むろん、真偽のほどは定かではありません。
カエル足のメリット・デメリット
【カエル足のメリット】
カエル足のメリットはなんといっても、わずかな隙間からセラピストさんの手がセンシティブなエリアに入りやすい点にあります。例えば、うつ伏せの状態の時、足を伸ばしたままだと、セラピストさんの手は鼠蹊部に入りません。しかし、カエル足にすることによって、セラピストさんの手は鼠蹊部に入りやすくなります。
また、美人セラピストさんの前でカエル足の格好をすることによって、羞恥心が芽生える。これも、カエル足のメリットの1つといえるでしょう。普段やらない格好であるカエル足、股間は紙パンツで隠されているものの、股間の周辺を美人セラピストさんに見られている恥ずかしさ。こういったドキドキ感を味わうことができるのも、カエル足のメリットの1つと言えるでしょう。
さらに、うつ伏せの状態におけるカエル足の場合、うつ伏せになっている男性客からは見えないところから美人セラピストさんの手が入り込んでくるので、かなりのドキドキ感を味わうことができます。これは健全メンズエステにおける醍醐味の1つです。
さらに、セラピストさんによっては、うつ伏せ状態の男性客のカエル足を自分の太ももで挟む人がいますが、そのことによって隙間が多くできるのと同時に、セラピストさんとの密着も生まれます。これもメンズエステにおけるおおいなる醍醐味ということができるでしょう。
以上のメリットから、M男のリピーター続出とか、濃厚リラクゼーション効果と羞恥心の効果による究極のマッサージスタイルとかと言われている――それがカエル足です。
もちろんヌキサービスはありません。風営法に抵触するのでヌキはないのです。しかし、衣装チェンジがあり、受け身での濃厚リラクゼーションがあり、密着感が半端なく、場合によっては太ももと太ももを密着させることができ、さらに「付け根サービス」も濃厚で、となれば、一度は経験してみたいと思いませんか?
【カエル足のデメリット】
カエル足のデメリットは主に3つあります。
1つ目は、股関節が固い男性には相当きつい体勢だということです。股関節の柔らかさは生まれつきのものも影響してくるので、どのようなトレーニングをしようと柔らかくならない人はならないそうですが、そういった人はせっかくのメンズエステにおけるおおいなる醍醐味を味わうことができません。この点はカエル足のデメリットと言わざるを得ないでしょう。
2点目は、恥ずかしがり屋さんには精神的にきつい体勢だということです。股間は紙パンツで隠されているといえども、股間の周りはセラピストあらわになります。セラピストさんは見ていないようで、じつはしっかりと見ています。イヤでも(?)視界に入ってくるのです。セラピストさんに鼠蹊部を中心とした股間の周りをガン見されることを恥ずかしいと思う男性客にとっては、カエル足はデメリット以外の何物でもない体勢でしょう。また。カエル足からのマーメイドスタイルという施術の技がありますが、その時、うつ伏せ状態の男性客の太ももやお尻に、セラピストさんの胸が当たることがあります。胸が当たりつつ、セラピストさんの手はあらぬ場所あちこちへと、どんどん動きます。男性客はうつ伏せですから、実際に何が起こっているのかを目視できません。その結果、妄想が妄想を呼んで、恥ずかしさが倍増するというようなことになったりもします。したがって、恥ずかしがり屋さんには刺激が強すぎて全くもって落ち着かない体勢がカエル足だということがいえます。
3点目として、あらかじめセラピストさんに確認が必要であるという点を挙げることができます。カエル足は、例えば、カエル足からのマーメイドスタイルといった施術技法が、メンズエステにおいてはやっていますが、その技ができるセラピストさんと、できないセラピストさんがいます。しかも、そのスタイルは、オプション料金0円であり、基本コースに含まれているとうたっているお店が少ないのです。したがって、できないからといって男性客が怒るわけにはいきません。というわけで、事前に「カエル足できますか?」と確認をとる必要が生じます。
カエル足以外の技
メンズエステには、カエル足の他、さまざまな技があります。ここでは、それらの技について、わかりやすく解説して行きます。
仰向けカエル足
男性客が仰向け状態になってカエル足になるというスタイルが、もっとも歴史が古いスタイルです。健全メンズエステは風俗エステではないので、この状態のカエル足にはストレッチの要素も含まれています。つまり、鼠蹊部のリンパを流すと同時に、ストレッチもして、心身のリラックス効果を生むという目的があるのです。仰向けのカエル足は、セラピストさんの顔を見ながらなのでドキドキ感が増しますが、じつはマジメな意図もそこにはあるのです。
横向きリンパ
体を横に向けて、太ももの後ろから手を入れる施術技法を横向きリンパといいます。
例えば、右肩を下にした場合、右足を伸ばして左足は垂直状態にして鼠蹊部のリンパを流します。当然、反対向きも同じように施術してくれます。
こちらも当然、鼠蹊部に溜まっている老廃物を流すことで深いリラクゼーション効果やリフレッシュ効果を得ることを目的としていますが、体勢によってはセラピストさんがどのように鼠蹊部を触っているのかがわからなかったり、また、セラピストさんが男性客の体のどこを見ているのかがわからなかったりします。その結果、ドキドキ感が倍増します。
四つん這い
うつ伏せ状態でカエル足になった後、腰を浮かせて四つん這いのスタイルになるスタイルを四つん這いとか、ワンワンスタイル、4TBと呼びます。こちらも、見えないところからセラピストさんの手が入り込んでくるので、いつどこを触ってもらえるのか?セラピストさんはどこを見ているのか?といったドキドキ感を味わうことができます。
マーメイド
マーメイドもカエル足からの流れで組み込まれることが多いマッサージ技法です。カエル足の一方の脚をセラピストさんがみずからの太ももで挟み、もう一方の太ももでオイルを塗布するという、なんとも密着度の高い技を披露してくださるセラピストさんもいます。美人女子の太ももと、自分の太ももを密着させたことがある人はほぼ皆無でしょうから、この技も、メンズエステならではのドキドキ感を味わうことができる技といえるでしょう。
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恋愛コラムニスト・作家・心理哲学者
30年かけてメンエスセラピスト、
キャバ嬢など3万人の女子を取材した。
Yahoo!、マイナビ、小学館「Menjoy!」
などでヒット記事を連発させた。
著書に性欲と自己肯定感の関係にまで言及した
哲学入門書
『自分を愛する方法』
『希望を生みだす方法』(玄文社)など。
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