今回は、メンズエステにおいてどのような男性客がモテるのかについて、セラピストさん100人に聞いてみました。
さっそくその答えをご紹介しましょう。
1:優しい男性
のっけからふわっとした言い方で恐縮ですが、多くのセラピストさんが口を揃えて言うのは「優しい男性」です。まあ、セラピストさんに限らず、どのような女子も口を開けば「優しい男性がいい」と言いますよね。
では、その「優しい」とはなにを意味しているのでしょうか?
この答えは、じつは1つです。
すなわち「私のことを否定しないでほしい」です。
実際に、男たちは自分で気づかないうちにかわいい女子を否定するようなことを言っています。
わかりやすい例を挙げるなら、みずからお金を払って風俗店に行っているにもかかわらず、風俗嬢に「きみ、こんな仕事しちゃだめだよ。もっとまともな仕事をしなさい」と説教するオヤジ。
オヤジはその風俗嬢のことが嫌いではないのです。むしろ好きです。好きだからこそ、「思いやりをもって」人生の「正しい道」を説いているのです。
だからそれが否定なんですってば。
2:お店が暇なときに来てくれる男性
これはスナックでもキャバクラでもどこでも同じです。メンズエステのセラピストさんだって予約が1本も入ってない超暇なときに来てくれる男性客を好きになります。
簡単に言えば、困っているときに助けてくれる人が好きだということです。
これは男女に共通する性質でしょう。
例えば、お気に入りのセラピストさんがTwitter(X)をやっていて「緊急!今日の19時からの枠が空いてます。誰か来て!」とポストした場合、すかさずそれに反応してくれる男性のことを、セラピストさんは好きになります。
これは男性客にとって、緊急的行動を要求されて忙しくてしかたない一方で、かなりお得です。なぜなら、セラピストさんが忙しい時にお店に行ってもろくに顔と名前を覚えてくれなかったりしますから。これはなにもそのセラピストさんが悪いということではありません。男性であるあなたも同じでしょう。めちゃめちゃ忙しい時にお客さん一人ひとりの顔と名前を覚えろと言われても、ちょっと無理でしょ?それと同じことです。
3:「気持ちいい」と言ってくれる男性
セラピストさん100人によると、ほとんどの男性が黙って施術を受けるそうです。
黙っている背景には「気持いいですか?」とか「どこかもっとマッサージしてほしいところはありませんか?」など、セラピストさんからのやさしい声掛けを期待しつつ待っている、そんな待ちの姿勢がありますよね。
モテる男性はそうではありません。
「そこ気持ちいいわ」「もっとやってよ」と言うのです。
鼠蹊部のキワキワを攻められたら、自分のスケベ心を隠したいと思って思わず無口になってしまう男性もいるかと思いますが、モテる男性はちがうのです。「あ、そこ気持ちいいわ。もっとして」「おれスケベなんかな?」と言います。
これを自己開示といいます。
モテテクの王道は自己開示です。
気持ちよかったら「気持ちいい」と言う。もっとしてほしかったら「もっとしてほしい」と言う。それだけでモテます。
4:甘えてこない男性
セラピストさん100人によると、モテたいと思っている男性の気持ちは、「はじめまして」から3分以内にわかるそうです。
そういった男性の特徴は、「セラピストさんに甘えたいと思っている」ことなのだそうです。「ぼくのこと癒してよ」「ぼくのことを気持ちよくしてよ」「ぼくのことを温かくて柔らかいそれで包み込んでよ」。などと思っている気持ちは、セラピストさんにもれなく伝わっているのです!
そしてセラピストさんは、そのお客さんのことが「本当に好きになれば」いくらでも甘えていいよと思っています。つまり、本当に好きになれば、セラピストさんはあなたが妄想していることをなんだってやってくれるのです。
しかし、ここからが男女の複雑なところで、「甘えたいです→甘えさせてあげます」とはいかないのです。
甘えたい気持ちをグッと抑えて、男らしくふるまう、すなわち「やせ我慢」をする。そういう男性のふるまいに、セラピストさんは「男らしさ」を見出します。
そして「男らしいな」と思ったら、再来店を求めるようになります。「このお客さん、来週も来てほしいなあ」と思うようになるのです。
しかし、来週も甘えてはいけません。甘えたい気持ちをグッと抑えてやせ我慢するのです。その次の週も、その次の週も、来月も再来月もずっと、痩せ我慢をしつつお店に通うのです。
そして半年ほど経ったある日、セラピストさんに甘えるのです。すると、やせ我慢をしていた男らしい顔と、甘えてくる少年のような顔のギャップにやられたセラピストさんは「好き」と思うのです。
いかがでしょうか? ご紹介したモテテクのなかで最もポイントが高いのは「暇な時にお店に来てくれる男性」だそうです。
ぜひ今夜、暇なセラピストさんめがけてお店に行ってみてはいかがでしょうか?
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恋愛コラムニスト・作家・心理哲学者
30年かけてメンエスセラピスト、
キャバ嬢など3万人の女子を取材した。
Yahoo!、マイナビ、小学館「Menjoy!」
などでヒット記事を連発させた。
著書に性欲と自己肯定感の関係にまで言及した
哲学入門書
『自分を愛する方法』
『希望を生みだす方法』(玄文社)など。
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