今回は「セラピストさんじつは困っているお客さんの言動」についてお伝えしたいと思います。さっそくご紹介しましょう。
01:「やらせてよ」「つきあってよ」
1000人以上のセラピストさんの話を聞いてわかったことは、お客さんから「やらせてよ」「つきあってよ」と言われることがストレスとなり、やがて辞めていく人が多いということです。
男は「とりあえず意志表示をしないと、やれるものもやれない。つきあえるものもつきあえない」と思って、とりあえず「やらせてよ」「つきあってよ」と言いがちです。しかし、それを聞く女子たちは、そのことをとてもつらく思っています。
「いや、俺が口説いたセラピストさんはそんなにつらそうではなかった。むしろ笑顔でニコニコして『そんなにやりたいんだったら風俗に行ってくださいよ~』と言ってました」と、あなたは反論するかもしれません。
しかし、あなたがそう言えるのは、退店後のセラピストさんのふるまいを知らないからです。あなたのことをニコニコ笑顔で送り出したセラピストさんは、ガチャッと鍵を閉めた後、「あのクソ客」と言っています。
セラピストさんに「やらせてよ」「つきあってよ」と言うのは、彼女の精神的な負担を増やす行為であり、それは長い目で見れば退職につながる、すなわちお店にとっても実害のある行為なのです。
02:予約時間より早く来店する
お客さんはお客さんですから、自分の都合で「15分ほど早く着いたからもう入っちゃおう」と思って入店する人もいると思います。しかし、相手には準備というものがあります。特に人気のお店であれば、予約と予約の間の時間をほとんど取ることができないこともあります。
したがって、セラピストさんの準備の時間を考慮すれば、予約時間ぴったりに入店するというのがベターでしょう。
これはメンズエステに限らず、よそ様のお宅に訪問するときの鉄則です。
5分ほど早く着いたから入ってしまおう、ということをやってしまうと、お客様を迎える側はかなりあせります。まだトイレ掃除が終わっていないとか、いろいろあるのです。
03:ドタキャン
予約の話つながりでもう1つ。予約をドタキャンするというのも、セラピストさんを困らせる行為です。
お給料を固定給でもらっているセラピストさんはじつは少なく、ほとんどの場合、1人接客していくらという形でお給料をもらっています。そして当たり前のことですが、お給料を得ようと思えば、シフトを入れる必要があります。
例えば12時から18時までシフトを入れて、予約のお客さんが12時から14時までいたとします。その後、あなたが14時半から16時半の予約を取ったとします。そのあなたがキャンセルした場合、その時間がまるまる空いてしまうのです。しかし彼女は、シフトの最終時間、すなわち18時までお店にいなくてはいけません。ものすごく暇です。
もしかすれば、あなたの予約が入っていなければ、彼女は12時から14時までの予約のお客さんだけを接客して、その後、別の場所で別の仕事ができたかもしれないのです。
セラピストさんにとって待機の時間は非常に苦痛なものです。ドタキャンは絶対に避けるようにしましょう。
04:手作りの食べ物をプレゼンする
以前、テレビでアイドルの女子が、ファンから手作りの食べ物を事務所に届けられても、それは全部事務所が廃棄していると言っていました。
これはなにもファンを軽んじているわけではなく、手作りの食べ物になにが入っているのか、受け取った人はまったくわからないので、身の危険を感じるから事務所判断で廃棄しているということです。もちろん、その事務所判断にアイドルの女の子も同意しています。
それとまったく同じことで、手作りの食べ物を渡すと、セラピストさんはおおいに困ります。
ちなみに、料理が上手いとあるお笑い芸人さんはメンズエステに行くたびに、手作りの料理をタッパーに詰めてセラピストさんに渡していたそうです。渡されたセラピストさんたちはとても美味しくいただいたとのことです。
テレビに出ているとか、頻繁に来る常連さんとか、そのレベルの安心感というか信頼感がない限り、手作りの食べ物をセラピストさんにプレゼントするのは避けた方が無難でしょう。
05:シャワーのあとが汚い
あなたは他人が使ったシャワーの後を掃除できますか?
さまざまな毛が散らばっており、さまざまな場所にボディソープやシャンプーの泡が散らばっているシャワーの後……。
おそらく掃除したくないと思います。それと、まったく同じで、あなたが汚く使ったシャワールームを掃除するのは、セラピストさんにとって苦痛以外のなにものでもありません。
セラピストさんはニコニコ笑顔で接客してくださいますが、お客さんが帰った後、ひとりで疲れた体で掃除するという業務が待っています。
シャワーは美しく使いましょう。
まとめ
いかがでしょうか? 私たち男は、接客中のセラピストさんしか知りません。
しかし、言うまでもないことですが、セラピストさんはお客様を迎える準備もあれば、その後の片付けもあります。また、私たちと同じ生身の人間ですから、嫌な人から口説かれたら嫌な思いもします。
相手の立場に立ってものを考え、ふるまうことのできる男性、すなわちセラピストさんにめちゃめちゃ評判のいい男性、きれいに遊ぶことのできる男性を目指してみてはいかがでしょうか?
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恋愛コラムニスト・作家・心理哲学者
30年かけてメンエスセラピスト、
キャバ嬢など3万人の女子を取材した。
Yahoo!、マイナビ、小学館「Menjoy!」
などでヒット記事を連発させた。
著書に性欲と自己肯定感の関係にまで言及した
哲学入門書
『自分を愛する方法』
『希望を生みだす方法』(玄文社)など。
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