アロマエステとは
そもそもの語源からして、アロマとは「芳香・香り・香気」という意です。
果皮や果実、樹皮・樹脂等の100パーセント天然由来のアロマをエッセンシャルオイルを薄めて形成しているのが“アロマオイル”です。
このアロマオイルをマッサージとともに皮膚に浸透させる事によって、様々な部位に刺激を与えて“癒し”の元とする行為をしてくれるのが「アロマエステ」だと考えていいでしょう。
現在では「メンズエステ」「メンズアロマ」と呼称されているモノと等しいです。言うまでもないですがアロマオイルは“天然成分”です。
このオイルを使っているのですから「香りがバツグン!」と感じるのは当然の事なのです。
また、皮膚からの浸透性も良いのでリンパや毛細血管にも浸透、そこで心身ともに解放されて「癒し」「リラックス」「安らぎ」が生まれてくるというわけです。
リフレッシュしたい時にはグレープフルーツやスウィートオレンジ、ストレスにはラベンダー、安らぎにはカモミールとバリエーションが豊富なのも特色です。
ただし、これらのオイルを使っただけでは特徴が出しにくいという一面もあります。
そこでクローズアップされているのが、お客と1対1で対峙する、セラピストの存在です。ミニスカやボディラインが丸分かりの施術着だけに注目するのではなく、そこには技能も大きく関与しているのです。
単に技術的な面だけなら「技術」と記しますが、意図的に「技能」としたのは、そこに接客や話術、雰囲気造り等の総合的な意味があるからです。
施術の腕前だけではなく(勿論、コレがベースです)、接客態度や話術、立ち居振る舞いといった「淑女の嗜み」が大きく影響しているのです。「人と人」が接するのですから、こちらも当然ですよね。
だからこそ難しいのです。「いかにお客様を気持ち良くさせられるか」というのは、どの世界でも難しいテーマなのかも知れません。
なぜ、ここまで技術だけではなく接客にまで力をいれるのかというと、ここに競争社会の現実が見えてきます。
アロマエステのセラピストには特別な資格はいりません。医師や看護師、鍼灸・按摩のような国家資格はいらないのです。つまり、それだけ開業はしやすいんですね。
それだけに流行に乗って林立しがちですが、それだけに競争が激しいのも現実。やはり、大前提としてマッサージ等の施術がしっかりと身についていないと生存は厳しいところです。そのため、各店とも専属の講師を雇い入れたりして施術の充実を計っているわけです。
「アロマエステ」とは、アロマオイルを使い存分にお客様の体を揉みほぐすだけではなく、ストレス解消等のメンタルな部分をも解放させてくれる『大人の癒しスポット』と言えるのではないでしょうか。
アロマオイルの効くポイントと改良点
アロマオイルの効能については、メンズエステの流行に伴って数点に渡って解説してきました。
端的に書き記すと、全身をオイルと一緒にマッサージして肌や細胞を活性化して心身ともにリフレッシュするモノと考えてもらえれば分かり易いと思います。
そこには、単純にセラピストの指・掌等を“滑りやすく”して“優れた潤滑作用”を促すという効果に「プラス㌁」した効能がある点が大きいといえるでしょう(※ここでのアロマオイルは、植物から抽出したエッセンス(精油)を指し、ラベンダーやローズが有名。最近では、果実を使ったモノも)。
医学書ではないので、その点は割愛させてもらいますがメンズエステの場合にはアロマオイルを使用した場合には「気持ちイイなぁ」とお客が思うような心地よさやリラックスさが常について回るのです。施術してくれるセラピストの容姿が整っていたり、サービス(言葉遣い・物腰・実際の「技」も)が行き届いているのも、マッサージをするだけでは得られません。
なかでも特筆する点として、
■リラックス
■殺菌
■虫よけ
等の効果が挙げられます。メンズエステで無くてはならないアロマオイルには“スベスベ感”だけではなく、実際に役立つ効果も盛りだくさんというわけですね。殺菌や防虫等は即自的に効かせたいとかもあるでしょう。
(お店ごとの講習)
加えて、マッサージの資格お持つ講師からお店ごとに講習を行っているので「人的作用」も大きいのだとか。コーチ(講師)によって、もたらす効果に相違があるので「立ち仕事に」「座り仕事に」効くマッサージに各々の特色もあるので、自分に合った施術を選ぶのも楽しみのひとつです。
セラピストの質よりも、体の痛む部位を集中的に癒したい場合にも効果的です。
免疫力賦活、ホルモン調節、鎮静作用、食欲増進にも役立ってくれています。
(反作用点の克服)
以上の点のなかには、オイルの香り自体の柑橘系も加えて、メンズエステ後にキャバやクラブ(踊るほうのではなく、正統的なクラブ活動時)でお店のコにモテる・ウケを良くする等の“夜のクラブ活動”時に役に立つケースも多いです。
ところが、この「香り」が諸刃の剣となる場合も…。
たとえば、外回りの空いた時間に「ちょっとサッパリ」なんていう強者も香りが強すぎると会社でバレる場合も。
似たように、奥方やステディな彼女にバレても都合が悪いですよね(「バツが悪いw」)。
不特定多数にモテたい時に効力を発揮しますが、こちらも“香りバレ”するケースもあります。
「メンズエステにはヌきは無いから」と言っても、どうも容易には信じ難いご婦人が存在するのもまた事実なのです。
「ホンモノの抽出品は効果だから、混ぜ物をしたアロマを香水代わりに」
と言い訳をしても、なかなか疑い深いです。
そのケースには「無香料」とか「ベタつかない」といった謳い文句を使っている商品で難を逃れてみましょう。
普段から芳香浴をしたり、鼻づまりに蒸気を吸入したりする癖をつけておくのもいいかも知れません。
どうも香りというと、ローションを連想して“浮気を疑う”という図式が残存していますが、それだけではないという事を知らしめておくしかないようです(もともと「エステ」通いは女性の贅沢だった)。
アロマオイルって
植物に由来する天然香料・エッセンシャルオイルや合成香料を、植物油や鉱物油などで希釈した製品を指すことが多いアロマオイル。
10数年前のメンズエステには施術前に数種類のアロマオイルを選べるお店が存在していました。
もちろん追加料金はなしです。
アロマオイルの知識などないので1つ1つを説明してくれますが、どれでもよかったのが正直なところです。
この10年でアロマオイルは様変わりしました。
安価なベビーオイルを使ってるお店や2リットルボトルで香り別に並べてるお店もありました。
施術後、シャワーを浴びても完全に落ちなかったオイルから、簡単に落ちる水溶性オイルが登場した時は感動ものでした。
水溶性オイルは大好評でしたが、一部分がヒリヒリする欠点もありましたので、すぐに改良したアロマオイルが出現します。
これからも改良は続くことでしょう。
オイルドバドバ系メンズエステが増えた影響で、使用するオイルの量が年々増えています。
原油の高騰も重なり、広告費よりオイル代の方が高くなる時代は経営者様の悩みのタネにもなっています。
オプションにオイル料金を含むお店も現れるなど、オイルの歴史も様変わりしています。
香りはどんな種類? アロマテラピー・
香りのタイプとして柑橘系、フローラル系、ハーブ系、樹木系、樹脂系、エキゾチック系、スパイス系などに分かれています。
植物から抽出した香り成分であるエッセンシャルオイルを使って、心身のトラブルを穏やかに回復し、健康や美容に役立てていく自然療法と定義してます。
確かにいい香りをかいでいると気持ちが楽になります。花がたくさん咲いている公園は幸せな気分になります。
アロマポットでオイルを焚いたりバスタブのお湯に滴らしてもいいですし、気分を高揚させたい時や、リラックス効果を高めたい時などにも使用したいです。
メンズエステでこのようないい香りの中、うつ伏せになっているとついウトウトしてしまいます。
その中でセラピストさんの巧妙な手業を味わい様々な感情が溢れ出るのも、メンズエステの醍醐味なのでしょう。
エッセンシャルオイルとは
日本語に訳すと「精油」になります。
小瓶に詰められているため持ち運びやすく、お出かけの際や職場での休憩中、少量のエッセンシャルオイルを手につけ、それを吸い込んで気持ちを落ち着かせる方もいらっしゃいます。
精油は、一切の人工物を含まない100%の純粋な天然物質をさしますので、アルコールなどで希釈しているアロマオイルを精油と呼ぶことはないのです。
キリストがギリシャ語で「メシア」と呼ばれていたのは「油を注がれた者」という意味になります。
イエス・キリストの時代には、王、祭司、預言者に「神の祝福」として香油やオリーブオイルなどを塗る習慣があったようです。
キリスト教やユダヤ教では「油」が「聖なるもの」として関連しており、「油を注がれた者」という言葉の「anoint」という動詞は「聖別する」と訳されます。
意味としては「油を塗ることで聖なるものとする」という意味があるようです。
メンズエステユーザーは「聖なるもの」なのかもしれません。
リフレクソロジー
リフレクソロジーとは、「リフレックス(反射)」と「ロジー(学問)」をつなげた「反射学」のことです。
手足と身体のある部分が関連しているという考えに基づいて、人間が本来持っている自然治癒力を引き出すことを研究しています。
日本には英国式や台湾式がありますが、英国式は優しく足裏をほぐしてくれる印象です。
台湾式も何度か受けましたが、相当な力でツボを押してくれます。
テレビで芸人さんやタレントさんがオーバーなリアクションしてる気持ちがわかりました。
足裏を触ると人間性もわかるらしく、たくさん言い当てられたのを覚えています。
足裏をゴリゴリされてる時は悶絶しますが、次の日の朝、とても目覚めがいいので通う方が多いのも納得です。
リフレの名を使いゴリゴリのコスプレやJKの制服で男性に接客する業種も一部ありますが、本来の目的は自然治癒力です。
ご自身にあったリフレソロクジーを探すのも楽しいですよ。